FXとバイナリーの提示価格の違い

FXとバイナリーの提示価格の違い

FXは2ウェイプライス相対取引(あいたいとりひき)のFXの場合、取引手数料を取らない代わりに「売値」と「買値」の二つの価格からなる「2ウェイプライス」になっています。(売値と買値の差=スプレッドはFX会社や銘柄によって異なる)

 

なお、相対取引とは「店頭取引」ともいわれ、取引所を通さずFX会社と顧客との間で為替売買が行われる取引のこと。相対取引のFXでは2ウェイプライスを同時に提示することによって売買の透明性を向上させています。

 

バイナリーオプションは1本値それに対し、バイナリーオプションのレートは「提示原資産価格」ともいい、為替レートの「中間値・MIDレート」を採用しているため価格は1本しかありません。

 

2本表示のFXと1本表示のバイナリー、二つの違いを取引画面で確認してみましょう。

 

利益の出し方が違うFXの場合「トレード時の売りと買いの価格差」により獲得利益、または損失額が決定されます。それに対しバイナリーオプションは「ある価格に対して上昇または下落を予想する取引」なので、上下の価格差が「わずか0.01円」でも有利であれば取引成功。

 

FXの提示価格を確認する。MT4の提示価格は「売り:113.763円・買い:113.771円」、右:同時開催中のFXTFバイトレの提示原資産価格は「113.766円」。バイナリーオプションの投資判断にFXのチャートを用いるときは、微妙に「提示価格が異なる」ことを認識しておきましょう。

 

なお、FXTFはMT4口座があり、バイナリーオプションロ座との併用が可能。トレードチャンスによってはFXとバイナリーオプションの同時トレードを行うことが容易です。